「大富豪インド人のビリオネア思考」を読み、ジュガールという概念を学びましたので、紹介したいと思います。サチン・チョードリーという日本でビジネスを成功させたインド人が書かれています。
著者紹介
1973年、ニューデリー生まれ。日本企業のインド事業開発支援、マーケティング支援、M&Aアドバイザリーを業務とするアバカス・ベンチャー・ソリューションズ代表取締役会長。そのほか、経営コンサルティング会社、IT関連会社など、いくつもの会社を経営。神戸情報大学院大学では教鞭をとる。
目次紹介
第1章 圧倒的に人生を逆転させる思考「ジュガール」
第2章 隠された能力を10倍引き出す仕事術
第3章 幸運をもたらすジュガール・マインド
第4章 なぜジュガールは、富と幸福を日本にもたらすのか?
本の感想・学んだこと
まず、ジュガールとは、インド人が古来より持つ問題解決の方法です。欧米の有名企業や日本でもカルロス・ゴーンさんなどが、ジュガールを利用して成功を収めています。
ただ、このジュガールという概念を日本語で説明することは難しく、本を読まなければジュガールという概念を理解することは難しいです。
ジュガールという概念を7つの言葉で言い表すと、下のようになります。
①少ない力で多くのものを得る
②自分の枠を超えた発想で考え、行動する
③やわらか頭で考えてピンチをチャンスにする
④シンプルに考える
⑤決してあきらめない
⑥自分を抑えつけない
⑦セルフ・エフィカシー(自己効力感)を大事に育てていく
インド人の著者は、日本人の物足りなさ・欠点を、このジュガールという概念を取り込むことで克服できると考えています。日本人は交渉能力が足りなかったり、自分の中にある常識・固定概念に縛られすぎているとのことです。
私はそのような典型的な日本人ですので、ジュガールを仕事に生かそうと頑張っています。例えば、次のようなことをまず改善してみました。
・連絡を取りたいときは、躊躇せずに電話をかける・交渉する
→電話をためらっていた時間がもったいなかったですし、仕事がスムーズになりました。
・自分のやろうとしている仕事の仕方がベストではないことを意識し、常に別の方法がないか模索するようにしています。
・今までよりも自分の仕事を同僚に任せるようにしました。
このように、ジュガールという概念を少し取り入れただけで、仕事がさらに上手くいくように感じています。みなさんもぜひジュガールという概念・問題解決方法を学んで、人生を好転させていきましょう。
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