段ボールコンポストって聞いたことがありますか?段ボールの中に土のようなモノを入れて生ごみを投入すると、微生物の力で生ごみを分解することができます。材料費は1000円ぐらいで、立派なコンポストを自作することができます。
まずは、段ボールコンポストの作り方を見てください。こちらのリンクからどうぞ。
材料費はココピート15リットルともみ殻くん炭10リットルで、1000円ぐらいです。私は節約のために、量を70-80%ほどでやっていますが特に問題はありません。また、発酵促進剤は米ぬかで代用しました。お米屋さんで50円ぐらいで売っています。それから、段ボールの内側には新聞紙を貼って、段ボールを保護しています。
段ボールコンポストでは、だいたいの生ごみを分解することができます。分解できなければ取り除いて捨てればいいだけなので、気にせずどんどん入れていきましょう。玉ねぎの皮や木の枝などの乾燥して硬いものは分解されないのであまり入れない方がいいです。
虫はコバエが少し寄ってきますが、ウジがわいたりダニがわいたりしていません。臭いですが、ぬか漬けのようなにおいがしますが、近所に迷惑をかけるようなほどではありません。私は、屋外(ベランダ)においています。
よく投入するものは、キャベツの外側の葉っぱ、コーヒー豆のカス、揚げ物をした油、コメのとぎ汁、子供たちが残した残飯などです。コーヒー豆のカスは臭いを抑えてくれるので、おすすめです。揚げ物をした油の処理は面倒ですよね?段ボールコンポストがあれば投入すればよいので、便利です。
段ボールコンポスト内の温度は、発酵がすすむと40度を超えるそうです。20度ぐらいでも分解はすすむのですが、段ボールコンポストに愛着が出てくると温度を上げたくなります。温度を上げるためには、基質の水分量と、油・炭水化物などの高カロリーの生ごみを入れることが大切だと思います。特に水分に関しては、試行錯誤してみてください。
段ボールコンポストは、毎日かきまぜなければならないなどの手間はありますが、だんだんとペットのように思えてきます。段ボールコンポストをペットだと思えたら、生ごみが大事なペットのエサに思えます。キッチンのゴミがだんだんと宝物のように思えてきます。廃油はご褒美のように思えます!
段ボールコンポストで作ったたい肥は、来年のベランダガーデニングで活用しようと思っています。良質なたい肥になるはずなので、野菜の収穫量が上がるのではないかと、今から楽しみにしています。
ここで記事を終えますが、この記事の下には段ボールコンポストの記録を残していこうと思います。投入した生ごみと段ボールコンポストの温度を記録していきます。
(追記)
2017/7/11 段ボールコンポスト用の格安デジタル温度計を購入しました。
段ボールコンポスト内の温度を測定してみると、目標としている45~50度でした。
私は生ごみを、①温度を上げるための生ごみ ②分解される生ごみ ③分解されにくい生ごみ ④分解できない生ごみに区別しました。
①温度を上げるための生ごみ
廃油(天ぷらや揚げ物のあとの油) 米のとぎ汁(濃い目をグラス1杯) パン粉 バナナの皮
②分解される生ごみ
ごはん トウモロコシの皮 キャベツ ニンジン ジャガイモ トマト 大根 コーヒー豆 茶葉
③分解されにくい生ごみ
枝豆のさや 植物の茎
④分解できない生ごみ
玉ねぎ 太い骨 プラスチック
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