生活防衛資金とは?
生活防衛資金とは、あなたが病気や事故などでお金が必要な場合に備えるための資産です。
資産のすべてを投資にまわすと、緊急事態に対応できなくなります。
そのため、生活防衛資金をしっかり貯めておくと、そのような緊急事態に冷静に対応できます。
また、心の安定にもなり、運用にもプラスの作用があります。
高年収でも生活防衛資金はしっかり確保!
自分で言うのもなんですが、高年収の代表例が医師になります。
社会がどんな状態になっても、医師の仕事はまずなくなりません。
しかし、今回の新型コロナウイルス感染症の影響で、医師のアルバイトが制限されています。
特に、大学病院の医局に所属している医師は、生活費のほとんどをアルバイトで稼いでいます。
無給医という言葉が有名ですが、私の医局時代は病院で勤務しているにもかかわらず、勉強させていただいているという名目で、大学へお金を払っていました。
しかし、医局によってはアルバイトを制限しており、生活に困る若手医師が増えています。
医師であっても、給与が確実に保証されているわけではありません。
そのため、どんなに高年収でも、どんなに安定した仕事でも、投資をするのであれば生活防衛資金は絶対に確保しましょう。
生活防衛資金はどれくらい必要か?
生活費の6か月分以上がいいのではないでしょうか。
この生活費も、ぎりぎり生活していける生活費として計算してます。
私は、『300万円』としています。
生活防衛資金を貯めていると投資を始めるのがかなり先になってしまう場合は、積み立て投資をしながら生活防衛資金も貯めるという方法もありです。
こんな時だからこそ、資産配分や生活防衛資金などを点検してみましょう。
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