長期投資では「航路を守る」ことが大事

コロナウイルスの影響で、株式市場や為替などの乱高下がひどいです。

インデックス投資を始めたばかりの人は、このまま投資を続けて大丈夫なのか迷われている方もいるのではないでしょうか。

インデックス投資を始めてしばらくたった経験者は、この相場で追加投資をしてリターンを上げようとワクワクしている方もいるのではないでしょうか。

私はこの変調が起きてから、一貫していつもと変わらない行動・投資をしましょうとお伝えしてきました。

(日経平均が12000円あたりまで下げたら、投資額は増やそうと思っています…)

週明けには安定した相場になるかもしれませんが、もう一度、長期投資の心構えをきちんとしておきましょう。

バンガード社からのメールには「航路を守る」ことの重要性が語られていました。

「航路を守る」とは、直近10年以上そうであるように、市場が穏やかで確実に上昇している時には簡単に実行できる約束事です。

ですが現在のように市場が変動し先行きが不透明な状況の中で規律を守ることは、はるかに困難なことです。バンガードはこのような困難な時期を乗り切り投資を継続するために分散投資をお伝えしています。

私自身が30年業務を行ってきた中で、乱高下する市場を幾度も体験してきました。リプライシングは不可避であり、時には激しく変動しますが、常に予測不可能です。こうした状況では、パニックに陥り性急な行動をとるのは賢いことではありません。慌てて売却した投資家が、再び市場に参入するタイミングを見極めるのは容易なことではありません。実際、長期計画から離脱した投資家は、後悔することが多いのです。

航路を守る、つまり自分が決めた投資方針を守り続けるということです。

正直、私は個別株に投資をしてみたり、以前は株価が急落すると追加投資をしていたりしました。

そうした行動はリターンにわずかなプラスになりましたが、長期的な視点でみたらほとんど効果的ではありません。

もちろん投資方針として、もともと追加投資のルールを決めているのであれば、それを実行することが正しいと思います。

短期的に30%下落したのだから、ここで追加投資すれば下落した30%の利益を短期間で得られる。そのような大雑把な投資はうまくいきません。

そのような短絡的な行動はやめましょう。さらに20%下落したら、きっと自分の行動が正しかったのか不安になると思います。

この不安な気持ちが、積み立て投資を乱すことになります。積み立て投資が乱れると、リターンは確実に低下します。

積み立て投資を乱したことがある経験者だからこそ、みなさんにはそうなってほしくないのです。

自分の長期投資の航路を守りましょう。投資の世界で生き残るには、自分のルールに従って真っすぐ進むことです。

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