相互リンク先の「いつか子供に伝えたいお金の話」さんが興味深い記事を更新されました。
参考記事:1年間以上含み損を抱えている私の気持ちなんて分からないでしょう…
この記事はブログの読者さんから届いた愚痴メールについて書かれています。それは下記のようなメールです。
「早くからインデックス投資を始めていたあなたは現在、損益状況がプラスのようですから余裕みたいですが、小生はもう既に1年以上もほぼずっとマイナスなんです。長期間に渡って含み損を抱え続けている小生の気持ちなんて、あなたには分からないでしょう」
このインデックス投資家さんは、含み損に耐えるのがつらい状況のようです。ですが、1年以上もマイナスに耐え続けて、おそらく積み立て投資を継続しています。素晴らしいですね。
含み損を抱えたことのないインデックス投資家は、ほとんどいないのではないでしょうか。私も始めたころは、SBI証券の口座情報をみると、真っ青な状態(含み損の状態)でした。相場が悪い時ほど積み立てのメリットが生かされるのは理解していたのですが、投資初心者には数百円の含み損でもかなり気持ちが萎えるものです。
ちなみに、私の現在のSBI証券の口座も、「真っ青な」状態です。特に私のTOPIX連動型上場投資信託(1306)はずいぶん前からマイナスのままです。それから、ゴールドのETFもだめだめですね。
さらに言えば、海外ETFはプラスなのかマイナスなのか把握すらしていません。
含み損がつらい状態なのはよくわかります。そのつらい状態で、投資を続けるのはさらにつらいことだと思います。
でも。
でも。
投資の成績がプラスなのかマイナスなのか気にすることは意味がないです。投資の成績を気にしても、投資のリターンは絶対に上がりません。むしろ成績を悪くする可能性のほうが高いです。
私はインデックス投資をはじめて6-7年ほど経ちましたが、投資の成績を全く気にしなくなりました。そして自分の投資の成績を、他の投資家の成績と比べることもしなくなりました。
(億り人は意識しますが!)
インデックス投資の成績は、相場の状況で決まります。相場がよければ成績がよくなり、相場が悪ければ成績が悪くなります。こればかりはどうしようもありません。
私は投資の成績よりも、投資に注ぎ込むお金の量を増やすことに集中しています。投資の成績よりも、給与のup・節税・節約を意識しませんか?
投資の損益なんて気にしても、何もいいことがありません。
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