「有事の金」と言われる金への投資を始めています。
ポートフォリオの守り神としての「金」
配当や利息を生まない金は、投資対象として好きではありません。なにしろ複利(フクリ)とは無縁ですから、投資することはないだろうと思っていました。
そんな私の金に対するイメージを変えたのが、モーニングスター社の朝倉さんの書籍です。
金は株式・債券との相関が低いので、ポートフォリオの守り神として「金」を入れるのもありだと今では考えるようになりました。
金ETFは、この2択でいいのでは?
私は投資対象に下記の2銘柄を選択しました。
SPDR ゴールド・シェアは国内ETF、iシェアーズゴールド・トラストは米国ETFですので、単純に比較はできません。
下の表で信託報酬の違いを知ったうえで、国内ETFと米国ETFの差も考慮しつつ、投資対象を決めてください。
海外ETFのコストに関しては下の記事で書いておりますので、ぜひお読みください。

金ETFの比較表
①投資のしやすさ、売買手数料は国内ETFの1326が有利です。
②信託報酬はIAUの方が安いですが、純資産は1326の方が多く、1326が将来的に信託報酬を下げる可能性はあると思います。しかし、IAUの純資産も十分な規模ですので、どちらも安定したETFと考えます。
③ETFの値動きに関しては、どちらも全く一緒です。青がIAUで赤がGLD(1326の米国ETFバージョン)ですが、値動きが同じために重なっています。
どちらに投資したらいいのか?
金を長期で保有するという覚悟があれば、信託報酬の低いIAUがよいと思います。その覚悟がなければ、1326に投資するのがいいのではないでしょうか。
有事の金であり、株式の暴落時に金を売却して株式を買い付けようと考えています。ただし、金の一部は長期で保有したいとも考えています。
そのため、私は、両方に同額ずつ投資をするという結論になりました。
コメント
税のことを書いてないようですね。
確かにIAUの信託報酬率が低いですが、米国ETFなので、1326より10%多く課税されます。それも含めてお聞きします: どちらに投資すればいいですか?
長期間確実に保有するのであれば、海外ETFであるIAUを検討する価値があると思います。途中で売買をする可能性があれば、1326だと思います。
おすすめは国内ETFの1326です。