月に10万円の投資ができるなら、どのようにインデックス投資をしたら有利でしょうか?あなたなら、どのようなインデックス投資をしますか?
毎月の積立投資額が10万円であれば、30歳から60歳まで投資を続けたとすると、3600万円になります。
これを投資で年間3%ずつ増やせたら、5800万円以上になります。5%なら8000万円を超えます。
毎月10万円を投資にまわすのは難しいことですが、それができるのであれば大金を手に入れる可能性が出てきます。
資産配分はどうするか?
私なら、6ヶ月分の生活費があれば、その他のお金は投資に使います。普通預金で200万円から300万円あれば、月に10万円の投資を株式に投資をします。
米国株のみに投資をしてお金を増やしたい人もいますが、私は世界中に幅広く投資をした方が安全だと思います。
そのため、10万円をeMAXIS slim全世界株式(通称:オルカン)に投資をします。
つみたてNISAとイデコはどうするか?
月に10万円で年間のリターンが3%ずつ増えていくと、利益は2200万円になります。利益は課税されますので、なんと400万円以上を国へ献上しなければなりません。
そこで、利益に課税されないようにつみたてNISAやイデコを利用する必要があります。
会社員を想定すると、イデコは2万3千円、つみたてNISAは3万3千円の積み立てが可能です。
そのため、イデコとつみたてNISAは全額を海外株式へ投資し、残りの4万円ほどをオルカンに投資をするのが最も有利だと考えます。
リタイアが近づけば保守的なポートフォリオにしないといけないので、オルカンを減らして債券もしくは普通預金の割合を増やしていきます。
貯金も忘れずに!
何が起きてもいいように、生活費を半年分は貯蓄しておきましょう。もし、投資を始めたい時に貯蓄がない場合は、積み立て投資をしながら貯蓄も増やしていきましょう。
生活防衛資金があると気持ちが安定しますので、投資成績が悪くなったときも安心していられます。投資がうまくいくかは、結局はメンタル(気持ち)が大事になります。
最後に
投資額が変わっても、基本的にはこのような考えで対応できます。
つみたてNISAとイデコをどのように活用するかが、投資の最終的なリターンを決定するはずです。
例えば、月に1万円の投資であれば、つみたてNISAだけにする。月に20万円の投資ができるのであれば、オルカンにたくさん投資をする。
インデックス投資は資産配分が最も大事だと言われますが、私は資産の置き場所(アセットロケーション)も同じくらい大事だと考えます。
ぜひ、つみたてNISAとイデコを上手に使い分けてくださいね。
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