【書評】中学受験自走モードにするために親ができること  親は軍師となれ!!

中学受験

 

 

親はまず落ち着こう!中学受験において、親に必要なのは「戦略」。そして、取るべき最初の行動は、「まず、親が落ち着く」です。え?と肩透かしに感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、大切な一手。断言できるのですが、「親が落ち着く」、もしくは「落ち着いてみせる」。それだけで、子どもの能力は、長じて上がります。

 

この書き出しから始まるこの書籍は、中学受験のスーパーコンサルをしている長谷川智也さんが書かれています。

 

子供の中学受験が上手くいかずに焦ってしまう親が読むと、効果てきめんの本です。

 

 

まずはいつものように、こちらの記事通りに本を読む準備からしたいと思います。

 

内科医の読書術 どうやって本の知識を吸収するか?
このブログをより良くするため、今まで以上に読書をしています。そして、本から学べたことをみなさんへ、もっと上手に伝えるようになりたい。 そのために、読書術をアップデートしています。 このような勉強系の知識を得る出発...

 

著者

長谷川 智也さん

東大出身のプロ家庭教師+スーパーコンサルタントです。戦国甲冑メタルバンドのベーシストの顔を合わせもちます。

中学受験マニア。私立中学の分析は素晴らしく、進学塾の評価も優れています。成績を上げるために、家庭の問題や親の対応・行動を改善するコンサルもしています。

 

目次

 

目次を読むだけで、本の内容の5%ぐらいは吸収できます。目次は必ず目を通してください。

 

はじめに なぜ今中学受験なのか
序章・中学受験にも「セカンドオピニオン」を
【第1章 悩めるお父さん、お母さんへ。中学受験は「戦略」次第です】
親はまず落ち着こう!
子どもは「戦士」、親は「軍師」。さて塾は?
「軍資金」は賢く使おう
塾も学校も「評判がいいから」で選ぶと落とし穴に など

【第2章 うちの子を「自走モード」にする道筋とは】
どんな子が中学受験に向く?
合格を引き寄せる「自走モード」
幼児から小2は〇〇だけでもOK。やりすぎ早期教育に注意
小5以降で、今から「自走モード」を目指すなら など

【第3章 目指せ「自走モード」作戦会議(Q&A)】
中学受験の塾の選び方は?
公立中高一貫校に行かせたいのですが、勉強法は?
受験当日に向けて、気をつけておくことは? など

【第4章 我が子を伸ばす運命校を見つけよう】
我が子を伸ばす学校を見つけるには?
学校の見方1・2・3
「学校説明会」でプロ目線の質問はコレ など

新たな学びがあった内容

 

私自身が中学受験経験者で、かなり上位の進学校に合格しました。有名中学卒の父親のあるあるで、子供の中学受験にのめり込み、子供をつぶす教育虐待をしがちです。この本を読んで、自分が変わらないといけないと強く思いました。

 

両親のどちらかが「軍師」を担ったら、もう一人は降りて、別の役割を担当するくらいのほうが、チームとしてはうまくいきます。出来れば、もう一人は少し距離をとり、「旗振り役」となって、励ます役割がいいですね。「戦士」と「軍師」、「旗振り役」とが一丸となり、考えるべきは自分たちに合った戦い方と勝利だけ。他人の戦い方は一切、気にしないで良いのです。

 

我が家は、私が『軍師』となり、妻が『旗振り役』となりました。まだまだ、軍師とはほど遠く、子供に熱くなってしまうのですが、そんな時こそ『軍師になったんだ!!』と思い込むようにしています。

 

自分の子が偏差値を気にするようになったら、ぜひたしなめてください。偏差値は「他人の不出来を願う」というネガティブマインドにもつながるので、長期視点でも良くないでしょう。ちなみに他人を思いやる力は、そのまま国語力にもつながります。

 

偏差値主義の行き着くはては、国語のダウン。 「ウソ?」と思うかもしれませんが、真理です。代わりに気にしてほしいのは「素点」。テストで実際に何点を獲得したかです。 素点にこそお子さんの頑張りが表れやすく、また改善点も見えやすいからです。

 

私の大好物が偏差値です。『点数なんかで評価はできない!!偏差値と順位でテストは評価するんだ!!』そんな父親でした。(自分が受験生だった頃も、まず順位を見てから、偏差値を見ていました。)

 

偏差値と順位を気にすることは、終わりのない他人との競争を子供に強いることだと気づきました。今は、子供の点数に集中するようにしています。点数を評価するためには、テスト自体(難易度)を評価しなくてはならず、偏差値や順位で分析するよりもたいへんです。でも、それが親の仕事・サポートです。

 

中学受験に成功する子とそうでない子の差は、ほんのわずかだということ。しかも、本人がほんの少し、「主体的になれたか、どうか」だけ、という見解にいたりました。また、親サイドも「挫折は想定内、どんどん来い!」と意識改革すると、グンとラクになれます。挫折は支えてあげればいい。子どもがしくじった時は全力でサポートする、という覚悟だけ持ってください。覚悟があれば、少なくとも1回や2回、組分けテストや模試が悪かったくらいで、大声を張り上げなくてもすみます。本当によく見かけますが、子どもが受けてきたテスト結果(偏差値)に対して、キレたり大声をあげて叱ったりするのは、お子さんを一番ダメにしてしまいます。

 

『ごめんなさい』と子供に謝らなければならないのは、私だけでしょうか。中学受験生の親ならけっこうやっていますよね。子供の成長にならないので、やめましょうね。

 

私は、こんな行動から卒業しました。

 

一読のすすめ

 

中学受験生の親が必ず読むべき本の一つです。私はもっと早く読んでいたら、もっと子供を伸ばせていたと後悔しています。

 

この本の内容を取り入れた家庭が増えることは、我が家のライバルを増やすことにつながりますが、それでもこの本をおすすめしたいです。そして、中学受験で不幸になる家庭が減って欲しいと思います。

 

そして、中学受験で子供に100%の自立を求めるのは無理ですし、必ず失敗します。それでも、大学受験につながるように、すこしでも子供に自走させることは大事にした方がいいです。失敗してもいいじゃないですか。ゴールは中学受験の先にあることを、常に意識したいですね。

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