私が大学生だった頃、デイトレードがブームになりました。
デイトレで3億円儲けた、チャートだけで成功できるという本が多かった時代です。
私はトレードに夢中で、コストなんて全く考えていませんでした。
頭の中は、成功したら〇億円しかありませんでした。
トレードの才能がない普通の投資家は、堅実な長期投資をするしかありません。つまり、インデックス投資の積み立てを、数十年間も続ける必要があります。
インデックス投資で考えないといけないコストは、2つあります。投資信託の場合です。
1つ目は、売買に関するコストです。
買った時に手数料が必要な投資信託は買わないでください。売るときに手数料が必要な投資信託もなるべく避けましょう。
利益にかかる税金は、つみたてNISAや確定拠出年金を利用してなるべく減らしましょう。
2つ目はもっと大事なことです。
投資信託は保有しているだけでコストがかかります。これもインデックス投資であれば、とても安いコストですみます。年間に0.1-0.3%ぐらいの手数料になります。
これがアクティブファンドになると、1%以上になります。1%もコストがかかってしまうと、資産を増やすことは難しくなります。
インデックスファンドであれが、0.1-0.3%ぐらいのコストになります。しかし、インデックスファンドの中にはコストの高い商品もあります。
同じような投資先なのに、0.2%もコストに差がある場合もあります。よく調べずに高コストの商品に投資をしたらどうなるのでしょうか。
30年間の投資をするのであれば、単純計算で30年×0.2%で6%のコストがかかります。
2000万円の保有資産があれば、100万円はコストで損をすることになります。
(計算がアバウトすぎますが、言いたいことはかなり損だということです!!)
インデックス投資をする場合、コストを意識することがとても大事です。コストの改善は確実なリターンの上昇になります。
あなたの保有する商品は本当にお得ですか?たしかめてみましょうね!!
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