老後2000万円問題という話題があったことは少しずつ風化しています。
老後にいくら必要なのか、それは個人の貯金や生活レベルで大きく変わります。
ですが、それなりの老後を過ごすのであれば、まとまったお金が必要なわけです。
そもそも老後にそれだけの貯蓄がある人はどのくらいいるのでしょうか。
実は、それだけの貯蓄がある60代は4割以上もいるそうです。この世代は最も裕福な世代になりますが、予想以上に貯蓄していますね!
では若手世代はそれだけのお金を貯めるのには、どうすればよいのでしょうか。
数字で考えてみましょう。25歳から65歳まで働いてお金を2000万円貯めるとします。
年間で50万円、月に4万円の家計の黒字化が必要になります。20代の頃や家計管理をしていない人にとって、月に4万円は大金です。
もし全く貯蓄ができていなくても、家計の固定費の節約をすれば月に1万円ちかく節約できます。通信費、電気代、ガス代など工夫してください。
家計管理をすることで、2万円の黒字化をしてください。
貯金だけで老後資金をつくることもいいと思います。ですが、堅実な投資を長期間すれば、それなりの成功は期待できます。
堅実な投資は、もちろんインデックス投資の積み立てです。100%成功するとは約束できませんが、成功率はかなり高めです。
この投資法で、40年間投資をし続けます。毎年のリターンを3%と想定すると、月に2万円の積み立て投資で1800万円以上になります。
もちろん投資は上がったり下がったりするので、この金額まで増えないかもしれませんが、期待はできます。
結局、大事なことは
①家計管理も投資もなるべく早めにスタートする
②毎月2万円以上は貯蓄・投資をする
③投資は高いリターンを求めず、コツコツとやる
この3点になります。
老後に2000万円を用意することは、戦略さえあればそこまで難しいことではありません。
まだ資産運用に取り組んでいないなら、すぐに始めましょう!!
資産運用におすすめな本を紹介しておきます!!
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