インデックス投資をいつも素敵な言葉で表現をされる、カン・チュンドさんの新刊を読んでいます(発刊から数ヶ月経っていますが...)。
つみたて投資の終わり方 100年生きても大丈夫!: 人生後半に向けた投資信託の取り崩しメソッドを解説!
インデックス投資の出口戦略について書かれていますが、現役世代も読んでおいた方がいいです。
1ページ目から、心に刺さりまくっています。
この本のポイントに関しては、それぞれで記事を書いてみたいと思います。
今回は、現役時代にインデックス投資で投資の勉強をする価値についてです。
本書にはこのように書かれています。
積立投資と同様に、取崩し投資でも市場の急落、急騰に惑わされず、同じ姿勢を保ちます。積立期に養ったリスクに対する耐性は、取崩し期でもきっと役に立つはずです。
投資の道のりは長いです。 積立期でタイミングを計らなかったのと同様、取崩し期でもマーケットの予測はしません。リタイアしたからといって大きな利益を実現する必要は微塵もないのです。
退職金を無謀な投資で失ったニュースがよくありますよね!?
このような退職金で失敗する人たちは、現役時代に堅実な投資をしなかったのでしょう。
インデックス投資の積み立てをしている人は、投資で一発逆転なんて考えませんよね。
余計な投資はせずに、インデックス投資だけで十分に資産は築けます
インデックス投資家ならば、投資は時間をかけてゆっくり増やすものである!!と理解していますよね。
私がもしもインデックス投資をしておらず、例えば3000万円の退職金を60代でもらったらどうするでしょうか。
おそらく、100%を貯金するか、もしくはその一部を儲かりもしない個別株のトレードで損失を出すかだと思います。
20代からインデックス投資を開始すれば、退職時にはインデックス投資を40年ぐらい実践してきた経験が手に入ります。
資産も手に入れているはずですが、投資を実践してきた経験はプライスレスではないでしょうか。
現役時代に長い時間に取り組んだインデックス投資の経験があれば、老後もきっと上手なお金の使い方(取り崩し方)ができると思います。
今、みなさんがやっていることは、とても良い経験になるはずです!!