『マンションは日本人を幸せにするか』を読んで。

マンションとは、どんなものなのでしょうか?

木造建築に暮らしてきた私たち日本人は、約60年前からマンションに住み始めたそうです。日本人とマンションとの付き合いは、まだまだ始まったばかりです。マンションで生まれ育ち、亡くなるまでマンションに住み続ける人がようやく出てき始めたぐらいです。

マンションとはどのくらい耐久性があるものだろうか?日本の気候に合っているのだろうか?一軒家に住むのと、マンションに住むのではどちらの方が幸せなのだろうか?このような疑問があり、マンションについて勉強したくなったので「マンションは日本人を幸せにするか」という新書を手に取ってみました。

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書評:『マンションは日本人を幸せにするか』

2017年4月に出版された本になります。著者は、マンションの広告・販売戦略立案の経験の後に、マンション関連の多数の著書を書かれた榊 淳司さんです。

目次:マンションは日本人を幸せにするか

第1章 マンションは日本人を幸せに導いてきたか?
第2章 マンションの黎明期
第3章 管理組合と民主主義
第4章 儲けるためのマンション
第5章 繰り返される不動産バブル
第6章 マンション、この不完全な住まい
第7章 マンションは日本人の健康を損なうか?
第8章 マンションの未来を拓くために

フクリのハイライト

マンションの歴史が浅いことに気づきました。小学生までは一軒家に住み、中学生からマンションに住んでいる私にとって、マンションはかなり古くからあると思ってましたが、約60年ぐらいだそうです。

夏は暑く、冬は寒い日本では、夏の暑さを和らげる住宅が好まれました。冬の寒さは服や火を工夫すればなんとか過ごせますが、夏の暑さだけはどうしようもありませんでした。マンションという高気密な住宅は日本の夏に不利ですが、エアコンが普及した現在ではマンションも快適に過ごすことができます。特に高齢者にとっては、一軒家よりも利便性の高いマンションのメリットが大きく、人生のラストはマンションに暮らした方が便利な時代なのかもしれません。

しかし、マンションには多くの欠点があります。特に第3章の「管理組合の問題」は必読です。欲深い人が管理組合の理事長になった時の悲劇や中国人居住者が増えたマンションの管理組合の問題などは、知っておいたほうがよいのではないでしょうか。

また、「マンションと健康」をテーマにした第7章も素晴らしい内容になっています。アレルギーの問題や、高層階で子育てをする問題、高層階になればなるほど心停止した場合の救命率が低下することなどが書かれています。タワーマンションなどの高層階はやはり子育てには向かないようですね。数年前にタワーマンションを買おうとした私を、妻が必死に止めてくれたことに感謝しました。

これからマンションを購入しようとしている人にも、マンションをすでに購入した人にも読んでいただきたいなと思いました。

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